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食品関連ACTUAL TRAINING MATERIALS大手食品関連グループ/グループ会社取締役

グループ会社取締役向け・決算書から経営課題を読み解く実践研修

「増収・増益なら、経営は順調か」。この問いを起点に、財務3表の企業比較、在庫・資金の見方、内製か外注かの採算判断まで、取締役として数字を使う力を鍛えるオンライン1日研修。

食品関連グループ会社取締役研修時間:1日(9:00〜16:00)
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実際の研修で使用したスライド5枚を抜粋
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PURPOSE

研修の目的

複数の事業を抱える大手食品関連グループのグループ会社取締役を対象に、財務会計の基礎を経営判断に結びつける1日研修を実施しました。役員には、決算資料を理解するだけでなく、経営報告の前提を見極め、事業責任者に適切な質問を投げかける役割が求められます。

そこで「財務3表の読み方」を一方的に説明する授業ではなく、実際の企業数値を比較して違いの原因を考え、改善策の副作用や追加確認事項まで検討する構成にしました。会計の専門家ではない取締役も参加することを想定し、事前学習から図解・計算・グループ討議へ段階的に進めています。

CURRICULUM

研修カリキュラム

貸借対照表・損益計算書・キャッシュ・フロー計算書を段階的に読み解きます。

09:00〜09:30

1.導入

(1)本研修の目的・位置づけ
(2)財務会計の役割
(3)財務3表の構成要素と特徴

研修の目的と位置づけを確認した上で、財務会計の役割と財務3表の全体像を整理します。

09:30〜10:40

2.貸借対照表を読み解く
(B/S)

(1)貸借対照表の構造と読み解くポイント
(2)有名企業の事例で安全性・支払能力を評価
(3)対象企業・比較企業・比較企業等を比較
(4)数値差の背景にある事業構造・経営戦略を考察

貸借対照表の構造を図で確認し、有名企業の事例で安全性と支払能力を評価します。さらに対象企業・比較企業・比較企業等の資産構成や安全性を比較し、単純な優劣評価ではなく、数値差の背景にある事業構造や経営戦略を考えます。

10:40〜10:50

休憩

10:50〜12:00

3.損益計算書を読み解く
(P/L)

(1)損益計算書の構造と読み解くポイント
(2)有名企業の事例で収益力を評価
(3)対象企業・比較企業・比較企業等を比較
(4)数値差の背景にある事業構造・経営戦略を考察

損益計算書の構造を図で確認し、有名企業の事例で収益力を評価します。さらに対象企業・比較企業・比較企業等の収益構造、コスト構造、利益率を比較し、数値差の背景にある事業構造や経営戦略を考えます。

12:00〜13:00

お昼休憩

13:00〜14:00

4.キャッシュ・フロー計算書を読み解く
(C/F)

(1)キャッシュ・フロー計算書の構造と読み解くポイント
(2)有名企業の事例でキャッシュの動きと経営状況を推測
(3)対象企業・比較企業・比較企業等を比較
(4)数値差の背景にある事業構造・経営戦略を考察

キャッシュ・フロー計算書の構造を図で確認し、有名企業の事例からキャッシュの動きと経営状況を推測します。さらに対象企業・比較企業・比較企業等を比較し、単純な優劣評価ではなく、その背景にある事業構造や経営戦略を考えます。

14:00〜14:10

5.財務3表のつながり

(1)貸借対照表と損益計算書のつながり
(2)貸借対照表とキャッシュ・フロー計算書のつながり

簡単な数値例を使って、貸借対照表・損益計算書・キャッシュ・フロー計算書がどのようにつながっているかを確認します。

14:10〜14:20

休憩

14:20〜15:40

6.固定費・変動費と損益分岐点

(1)限界利益・損益分岐点・目標利益達成売上高
(2)価格・数量・原材料費・固定費の変化と利益への影響
(3)内製・外注の変化が利益に与える影響

加工食品会社のケースを使って、限界利益、損益分岐点、目標利益達成売上高を計算します。さらに価格、数量、原材料費、固定費、内製・外注の変化が利益に与える影響を検討します。

15:40〜15:50

7.振り返り

(1)本研修で学んだことのおさらい
(2)自社で実践する事項を言語化

本研修の主要ポイントを振り返り、今後自社で実践することを言語化します。

15:50〜16:00

質疑応答・進行調整

質疑応答/補足説明

当日の進行状況に応じて、質疑応答、補足説明、各ワークの時間調整に充てます。

WORKSHOP

演習・ワーク

増収・増益という報告を受けた取締役は、ほかに何を見るか?

売上・利益の増加が、営業キャッシュフローや在庫、資金調達、利益の質と整合しているかを確認する。冒頭の問いを、研修全体の思考軸に据えました。

在庫が多い。すぐに削減すべきか?

在庫回転や滞留・評価損のリスクだけでなく、欠品防止、調達リードタイム、安定供給といった事業上の理由も合わせて考え、担当役員に確認すべき質問を整理する演習です。

利益率を上げる施策に、どのような副作用があるか?

商品価格の引き上げ、低採算取引の見直し、製造コスト削減などを例に、期待できる増益効果だけでなく顧客離れ・生産稼働率・品質への影響も検討します。

投資キャッシュフローが大きくマイナスなら、投資を抑えるべきか?

将来の成長投資か維持更新か、投資回収はいつか、借入負担や手元資金は適正か。数値を見て即断せず、資金の使途と将来キャッシュフローを確認する発想を扱いました。

新商品の製造は外注か内製か。販売数量が変わっても結論は同じか?

加工食品会社の仮想ケースを使い、固定費と変動費が異なる2案を比較します。需要が下振れする場合の採算の逆転も考慮し、営業・製造・購買・品質管理の各担当者に何を確かめるべきかを問う構成です。

演習例|冷凍食品の製造を内製化すべきか?

新しい冷凍食品の製造方法を、コスト構造の異なる2つの案で比較します。

A案:OEM・外注毎月の固定費は低い。一方、商品1個あたりの変動費は高い。
B案:自社工場で内製毎月の固定費は高い。一方、商品1個あたりの変動費は低い。

販売見込みが月5万個ならどちらが有利か。3万個に下振れした場合は? さらに、担当取締役として何を確認するか。

※掲載例は、研修教材の仮想ケースの概要です。

DESIGN

設計の工夫

  • 事前課題図書で基本用語を予習し、当日は図解・計算・企業比較・議論に時間を配分。
  • 実在の食品関連企業の財務数値を比較材料にし、数値の高低だけでは説明できないビジネスモデルの違いを考察。
  • 在庫の適正量、利益率改善の副作用、成長投資に伴う資金負担など、取締役が実際に問うべきテーマを織り込みました。
  • 後半は食品製造の内製・外注のケーススタディで、計算上の採算と事業リスクを分けて検討。
  • オンラインの少人数グループ討議と、最後の「確認したい数字・担当者への質問」を組み合わせました。
TAKEAWAYS

導入のヒント

グループ会社の取締役向け研修では、財務用語を一通り学ぶだけでなく、「経営報告を受けたとき、どのような追加質問ができるか」を到達目標にすることが有効です。この事例では、財務3表による現状分析と、在庫・利益率・内製外注などの経営判断を一つの研修に接続しました。一般論の説明ではなく、業界に関わる数字・判断課題を持ち込むカスタマイズの例です。

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階層別に対応新入社員、若手、中堅、管理職、経営幹部まで。
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