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主に以下のようなテーマの研修を得意としています。
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(1)財務会計基礎研修

財務会計基礎研修

決算書は会社の実態を表す羅針盤であるため、決算書を読むスキルはすべてのビジネスパーソンにとって必須のスキルです。決算書の読み方を身につければ、経営者視点の発想で日々の業務を考えて実行することに繋がります。
このセミナーでは、決算書を図に置き換えて分析するスキルを学び、実在する有名企業の決算書をケーススタディとして分析演習を繰り返し行うことで、会計的ビジネスセンスを自然に身につけることができます。

【受講対象者】 新入社員/若手社員/会計知識に不安がある方など
【時間】4~7時間程度
【人数】20人~25人
【金額】お問い合わせ下さい

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1.イントロダクション
(1)講師の紹介
(2)研修のゴール

2.決算書の基礎知識
(1)「決算書」を読めばビジネスが見えてくる
(2)「決算書」は企業と利害関係者を結ぶコミュニケーションツール
(3)ここが基本!財務3表の基本構成

3.貸借対照表(B/S)
(1)貸借対照表を図で理解しよう
 ・3つに分けてスッキリ見やすく ・業種が違えば見方も違う
(2)実在企業の貸借対照表で分析してみよう【ワーク】
 ・絶好調の「M社」と瀕死の「S社」

4.損益計算書(P/L)
(1)損益計算書を図で理解しよう
 ・5つの利益を押さえろ ・P/Lから見えるビジネスモデルの違い
(2)実在企業の損益計算書で分析してみよう【ワーク】
 ・「N社」は復活したと言えるか?
 ・「C社」の赤字の本質を理解せよ

5.キャッシュ・フロー計算書(C/F)
(1)キャッシュ・フロー計算書を図で理解しよう
 ・3つのC/Fとは? ・C/Fで会社の実態を浮き彫りにする ・フリー・キャッシュ・フローの算出方法と活用方法
(2)実在企業のキャッシュ・フロー計算書で分析してみよう【ワーク】
 ・優良企業の典型パターンとは?・事業の選択と集中を行ったら?・勃興前のベンチャーの姿とは?

6.財務3表相互のつながり
(1)B/SとP/Lをつなぐもの
(2)B/SとC/Fをつなぐもの
(3)儲かってる会社と損してる会社の決算書を動的に捉える

7.決算書の入手方法
(1)日本企業の場合は?米国企業の場合は?
(2)目的別に入手媒体を解説

8.まとめ 本日の振り返り

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  • 具体的な説明に入ってからは、図解は分かりやすく、手を動かすパートも楽しかった。各社の事例も、経済に明るくなくとも知っているような事例で馴染みやすかった。簿記3級以下の知識だが基本がしっかり分かった。
  • 図解、非常にわかりやすかった。今まで本を読んだりしてもピンとこない点がクリアになった。
  • 基本の図の理解と具体的事例の紹介により大変興味深く聞けた。
  • 今まで苦手だった決算書が好きになったかわかりませんが、間違いなく興味は持てました。お客さんの決算書を見てみたいと思います。
  • 図解が分かりやすかった。特にP/Lの5つの利益の図解は新鮮だった。
  • まったく触れたことの無い内容だった為、奥手になっていたが、今回学ぶことで更に掘り下げて学びたいと強く感じた。
  • 実名での企業の財務諸表説明であった為、頭に入りやすかった。

(2)財務会計応用研修

財務会計応用研修

最近、新聞や雑誌で頻繁に登場する「ROE」「ROA」などの経営分析指標。言葉は知っている、計算式を知っている、という方は多いかと思いますが、それら指標を実際に「使いこなせるか?」「本質を理解しているか?」と問われると自信がない人が多いのではないでしょうか?経営分析指標は知っているだけでは意味がありません。使いこなせて初めて「役立つスキル」となります。決算書は企業の実態を映し出す鏡です。そして、決算書の数字を基礎とした経営分析指標を使いこなせれば、ビジネスにおいて驚くべき威力を発揮します。本講座では、まったくの初心者でも理解できるように、主要な経営指標を簡単な図に置き換えて読み解く手法をお伝えします。また、近年重視されているキャッシュ・フロー経営についても図解で分かりやすく説明します。たくさんの企業のケーススタディを紹介するため、実践で使えるスキルを身につけることができます。

【受講対象者】管理職/経営企画部門/IR部門/経営幹部など
【時間】6時間程度
【金額】お問い合わせ下さい
【人数】20人~25人
【条件】「財務会計基礎研修」受講済みのであること、または同等の会計知識があること

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1.イントロダクション
(1)講師の紹介
(2)研修のゴール

2.財務3表を図解で確認
(1)B/S、P/L、C/Fを読み解く重要ポイントを図解で再確認
(2)数字の裏側を見抜くコツ

3.固定資産と減価償却
(1)固定資産とは?減価償却とは?
(2)耐用年数と減価償却方法
(3)設備投資の際にはここに注意!

4.主要な経営指標
(1)総資本回転率を図解で理解しよう
(2)総資本利益率(ROA)を図解で理解しよう
  ・S社とD社
(3)自己資本利益率(ROE)を図解で理解しよう
  ・O社 vs K社

5.キャッシュ・フロー経営
(1)P/L重視が招く経営の落とし穴
(2)利益と収支の違い
(3)取引フロー図を使って取引と会計の繋がりを可視化する
(4)黒字倒産に陥る2つの原因
(5)資金繰りを改善する具体的手法
 ・回転期間分析
 ・CCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)

6.まとめ 本日の振り返り

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  • 一方的ではなく、自ら手を動かし周囲と話し合うことで理解を深めることが出来て良かった。
  • 自己学習で簿記を学ぼうとして挫折したことがあったので、今回の講義で分かりやすく全体像を学べてよかったです。
  • 財務諸表の見方だけでなく会社の経済状況の分析の仕方も分かって大変勉強になりました。

(3)与信管理講座

与信管理講座

与信管理を怠ると、ある日突然莫大な損害が降りかかってくる恐れがあります。与信管理の重要性を理解し、信用リスクを適切にコントロールすることが、営業担当者や与信管理担当者にとっては必須といえます。
本講座では、「与信管理」とはそもそもどのようなものかという基礎的な内容から、取引先企業の具体的な分析方法(定性分析と定量分析)といった、実践的な内容まで、与信管理ににまつわることを幅広くお伝えします。
定量分析では「決算書の読み方セミナー」で学んだ知識が土台となるため、同セミナーを受講した方が対象となります。
業務提携やM&Aを行う場合の相手先調査にも役立つ内容となっています。

【受講対象者】営業担当者/与信管理担当者など
【時間】4時間程度
【金額】お問い合わせ下さい
【人数】20人~25人
【条件】「財務会計基礎研修」受講済みのであること、または同等の会計知識があること

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1.イントロダクション
(1)講師の紹介
(2)研修のゴール

2.与信管理の基礎
(1)与信の意味、回収サイトと入金サイトの説明
(2)与信管理の重要性(貸倒れによる影響の考えるワーク)
(3)取引の全体像の把握方法についてのワーク
(4)与信金額の算出方法の説明
(5)手形の基礎知識

3.企業分析
(1)企業分析の目的
(2)格付け制度
(3)定性情報についてのグループディスカッション
(4)定性情報の解説(事例を交えながら)
(5)自己資本比率の比較問題と解説
(6)流動比率の留意点に関する問題と解説
(7)総資産回転率を使った異常値発見ワーク
(8)回転期間分析の説明
(9)粉飾決算の問題
(10)発表と講師による解説

4.信用不安への備えと対応策
(1)債権保全
(2)緊急時の債権回収策

5.実務で使えるウェブサイト 実務で使えるウェブサイトの紹介

6.まとめ 本日の振り返り

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  • 自分が取引をしている顧客のデータを調べ、実際にどのような現状なのかをチェックしてみたい。また、今までは営業する中で、不確かな知識しかなかったが、今回学んだことで、回転期間分析等やってみたいと思う。
  • まさに今、直取引をしている担当先の経営状況に不安があり、担保など与信管理を見直しているところだったので、どういう考え方が必要か参考になりました。
  • 実習があって考える作業もあり、理解を深めやすかったです。


(4)キャッシュフロー経営研修

キャッシュフロー経営研修

『キャッシュフロー経営」の重要性が叫ばれて久しいですが、その本質を理解していない人は意外にも多いのが事実です。優れた企業はキャッシュフローの重要性を理解し、経営戦略に取り入れています。この研修では、キャッシュがいかに重要か、利益とキャッシュの違い、具体的なキャッシュフロー上のリスク回避方法と資金繰りの改善策などをお伝えします。
演習問題や企業の事例紹介などを通して、実務で使えるキャッシュフロー経営の知識・スキルが身に付きます。

【受講対象者】 管理職/経営幹部
【時間】4時間半程度
【人数】20人~25人
【金額】お問い合わせ下さい

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↓研修カリキュラム例はここをクリック↓

1.イントロダクション
(1)講師の紹介
(2)研修のゴール

2.キャッシュフロー経営の意義と目的
(1)キャッシュフロー経営とは
(2)利益と収支の違い
(3)演習問題

3.財務3表とキャッシュフロー経営
(1)損益計算書とキャッシュ・フロー計算書との関係
(2)貸借対照表とキャッシュ・フロー計算書との関係
(3)キャッシュ・フロー計算書とは
(4)キャッシュ・フロー計算書の活用法

4.キャッシュフロー経営において考慮すべきリスク
(1)取引の全体像の把握
(2)一般的な営業サイクルの流れ
(3)黒字倒産のパターン
(4)一般的な営業サイクルに潜む3つのリスク
 ・貸倒リスク ・在庫リスク ・機会損失/金利負担

5.キャッシュフロー経営上のリスク回避方法
(1)ビジネススキーム別に見るキャッシュフロー経営への影響
 ・前金ビジネス ・即金ビジネス ・直送取引ビジネス

6.キャッシュフローの不調を察知するシグナル
(1)在庫回転期間
(2)売上債権回転期間
(3)仕入債務回転期間
(4)演習問題

7.キャッシュフローの改善方法
(1)運転資金
(2)キャッシュ・コンバージョン・サイクル(CCC)
(3)演習問題
(4)具体的なCCCの短縮方法
(5)事例紹介(APPLE、DELL、コストコ)

8.キャッシュフロー経営における留意点
(1)急成長期における利益とキャッシュの推移比較

9.まとめ 本日の振り返り

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  • キャッシュフローの重要性を分かりやすい説明、事例を交え、十分学ぶことが出来た。今後、取引先の財務分析をする際、キャッシュフローを軸に実施したいと思う。
  • 回転期間の再認識、CCCの考え方を認識できて、普段の業務にすぐに活かせることができる非常に有意義な研修でした。

(5)意思決定のための会計講座

意思決定のための会計講座

管理職や経営幹部ともなると、ビジネス上の様々な意思決定をする立場になります。
この設備投資をするべきか否か、A事業とB事業どちらに軸足を置くべきか、目標利益を獲得するための営業マンに課すノルマをいくらに設定すべきか、などなど。
この意思決定を、なんとなくの勘で決めるのと、数値を使って合理的に決めるのとでは、事業の成功の確率が大きく変わってきます。
本講座は、「管理会計」の基本を「意思決定」という切り口から学べる研修プログラムで、適切な意思決定をするための各種数値の操り方を、演習を交えてじっくり身に付けていただくことに主眼を置いています。
単に知っているだけでなく、実践で役立つスキルを本講座で身につけて下さい。

【受講対象者】 管理職/経営幹部など
【時間】6~7時間程度
【人数】20人~25人
【金額】お問い合わせ下さい

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↓研修カリキュラム例はここをクリック↓

1.イントロダクション
(1)講師の紹介
(2)研修のゴール

2.管理会計の基礎
(1)財務会計と管理会計の違い
(2)管理会計の役割

3.CVP分析
(1)固定費と変動費
(2)損益分岐点売上高
(3)安全余裕率と目標利益達成売上高
(4)CVP分析の留意点とCVP分析を使った予算管理手法
(5)固定費マネジメントの事例紹介

4.業績評価
(1)業績評価と組織形態
(2)残念な業績評価手法と正しい業績評価手法
(3)事業部長と事業部自体の業績評価の違いとは?
(4)事業部業績評価と予算の関係
(5)事業部間取引の価格設定方法
(6)組織形態の事例紹介

5.業務的意思決定
(1)外注すべきか?内製すべきか?
(2)古い設備を使い続けるべきか?新しい設備を購入すべきか?
(3)製品Aと製品B、どちらの販売に注力すべきか?
(4)サンクコストの罠

6.戦略的意思決定
(1)中長期的視点で投資の可否を判断する方法
 ・回収期間法 ・投下資本利益率法 ・正味現在価値法 ・内部利益率法
(2)演習問題

7.まとめ 本日の振り返り

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  • 判断に必要な情報を思い込みなく提示するために会計の知識って必要と感じた
  • 管理会計、意思決定のキモが大変わかりやすい内容でした
  • 業務的に意思決定が大変ためになった
  • 財務会計と管理会計の違いがよくわかりました


上記はすべて、過去に何度も実施したことのある研修・セミナーで、かつ、受講者満足度の高い研修プログラムとなります。
このプログラムのままであれば、日程さえ合えば、すぐにでもご提供可能です。

また、お時間いただければ、これらにカスタマイズをかけることも可能です。
例えば、過去には、以下のようなご要望に基づき研修プログラムをカスタマイズしたケースがあります。

・「財務会計基礎研修」と「財務会計応用研修」を組み合わせた研修をして欲しい
・「意思決定のための会計講座」に原価計算も加えて、管理会計全体をカバーする研修にして欲しい

また、これら以外にも、会計関連の研修・セミナーであれば幅広く対応可能ですので、お気軽にご相談ください。

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研修実施例

研修実施例1(大手サービス会社様)

【カリキュラム】「財務会計基礎研修」をベースに、ケーススタディによるワークを多数追加。
【受講者】社内公募(若手~中堅社員)
【人数】40人
【時間】1日研修(7時間)
【ねらい】意欲のある社員に会計的なビジネスセンスを身につけさせたい
【進め方】島型に机を配置し、グループ内でのディスカッションしたり、ホワイトボードに図を書き込んで発表したりするなど、受講者が主体的に研修に取り組める内容とした。最後は自社の決算短信をもとにゼロから分析するワークを行い、分析結果を発表してもらった。

研修実施例2(大手食品メーカー様)

【カリキュラム】午前は「財務会計基礎研修」、午後は「与信管理基礎研修」。
【受講者】新入社員
【人数】30人
【時間】1日研修(7時間)
【ねらい】新入社員に、社会人として必要な会社の数字を理解してもらいたい。与信管理の重要性を理解してもらいたい。
【進め方】島型に机を配置し、グループ内でのディスカッションしたり、ホワイトボードに図を書き込んで発表したりするなど、受講者が主体的に研修に取り組める内容とした。
受講後に研修内容の理解度テストを実施。

研修実施例3(大手建設業様)

【カリキュラム】「財務会計基礎研修」に「財務会計応用研修」の一部を加えた内容。
【受講者】新入社員
【人数】80人
【時間】1.5日半研修(11時間)
【ねらい】社員に基本的な会計スキルを身につけさせたい。建設業特有の科目についても知っておいてもらいたい。
【進め方】事前課題として、書籍『決算書を読む技術』を読んでもらった上で、研修をスタート。財務3表の読み方、分析手法を企業事例を使いながら解説。その後自分で分析するというワークを行うという流れを繰り返すという進め方で、研修後にも自分一人で財務分析ができる内容とした。

研修実施例4(大手総合商社様)

【カリキュラム】「キャッシュフロー経営研修」を3分割して実施。
【受講者】管理職
【人数】30人
【時間】4.5時間(1.5時間×3回の連続講座)
【ねらい】会社として重視している「キャッシュフロー経営」を管理職に向けて分かりやすく解説して欲しい。
【進め方】すでに受講者全員が財務会計についての基礎知識は持っているという前提でスタート。利益とキャッシュの違い、その理由、資金繰り悪化の要因や察知方法、キャッシュフローの改善方法などを、数値例や企業事例を使いながら解説。演習問題も多数行った。

研修実施例5(大手精密機器メーカー様)

【カリキュラム】「意思決定のための会計講座」に原価計算を加えて、管理会計全般を広くカバーする内容。
【受講者】管理職
【人数】40人
【時間】1日研修(7時間)
【ねらい】管理職として必要な「管理会計」の基礎を身につけさせたい。
【進め方】管理会計の基本的な内容を幅広く解説。メーカー様ということもあり、原価計算のパートに力を入れて欲しいというリクエストがあったので、原価計算の時間を長めに取り、計算問題を多数実施した。

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