2018年7月18日(水)、地方都市にある東証一部上場の某メーカー様にて、
役員及び幹部社員の方向けに、「会計とファイナンス」というテーマで研修させていただきました。
コーポレート・ガバナンス・コードにより、日本の上場企業では、
役員向けの研修を実施することが求められています。
また、新規事業やM&Aを行う際には、
会計やファイナンスの知識が不可欠です。
しかも、一部の役員だけ知っていればいいわけではなく、
役員が一枚岩となって、
難しい経営課題をクリアしていかなければなりません。
そのための目線合わせとして、
「会計とファイナンス」というテーマの役員研修は、
とても理に適った研修内容です。
今回は、取締役会が終わった後、
2時間という時間をちょうだいし、
前半は、財務3表の基本的な読み方と分析の仕方を、
レクチャーさせていただきました。
後半は、ファイナンスの基本的な考え方である「時間価値」と「割引率」について、
計算例を交えながらじっくりと説明し、
それを踏まえた、設備投資や事業投資における意思決定の具体的な手法や、
企業価値評価の3パターンについて、
レクチャーさせていただきました。
研修最後には、実際に使われた「株価算定報告書」2種類をご紹介し、
理論と実践の相互の紐づけも行いました。