内部監査担当者のための会計講座

2018年8月23日、アビタス様主催で、

「内部監査担当者のための会計講座」

を開催しました。

 

なんと、定員を大幅に上回る方々に

お申込みいただきました。

内部監査部門に配属されたけど、

経理や会計の知識が不足しているという方は

比較的多いようです。

 

しかし、知識不足を理由に、

会計不正を見落としてしまったら、

内部監査担当者の責任になってしまいます。

 

 

そこで今回は、

内部監査担当者に特化して、

財務諸表の基本からはじまり、

 

「会計不正の手口」
「財務分析の手法」
「粉飾決算の兆候を発見する手法」

 

など、事例を交えて解説しました。

 

 

もちろん、一方通行の講義だけでなく、

演習問題も複数用意して、

より実践的な講座にまとめ上げました。

 

セミナー終了後のアンケート結果は、

5段階評価で「5」が大半を占める結果となりました。

 

 

少しでも多くの方が、

会計関連の苦手意識を払拭し、

内部監査実務にお役立ていただけたら、

講師としてこの上ない喜びです。

 

 

好評だったので、

追加開催すると思います。

 

今回のチャンスを逃してしまった方は、

メルマガなどで次回開催のご案内したいと思いますので、

登録がまだでしたらぜひメルマガ登録を

よろしくお願いします。

 

 

 

知識ゼロから分かる 財務諸表の読み方(基礎編・実践編)

2019年7 月8日、SMBCコンサルティング様主催のセミナーで、

登壇させていただきました。

 

テーマは「知識ゼロから分かる 財務諸表の読み方」

 

午前が「基礎編」

午後が「実践編」

という、2部構成のセミナーでした。

 

セミナープログラムは以下の通りです。

 

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「基礎編」

1.財務会計の基礎知識
1)財務諸表とは?
2)財務諸表の必要性と重要性
3)財務諸表の役割
4)財務諸表のアウトライン

2.貸借対照表(B/S)
1)貸借対照表をボックス図に置き換えてみよう
2)貸借対照表の3つのカテゴリーの性質を理解する
3)危険な会社の見分け方
4)有名企業の貸借対照表を使った演習

3.損益計算書(P/L)
1)損益計算書を階段図に置き換えてみよう
2)5種類の利益の性質を理解する
3)稼ぐ力がある会社の見分け方
4)有名企業の損益計算書を使った演習

4.キャッシュ・フロー計算書(C/F)
1)キャッシュ・フロー計算書をウォーターフォール図に置き換えてみよう
2)3種類のキャッシュフローの性質を理解する
3)キャッシュの増減だけで会社の状況を把握する方法
4)有名企業のキャッシュ・フロー計算書を使った演習

 

「実践編」

1.財務諸表の相互のつながり
1)貸借対照表と損益計算書の関係
2)貸借対照表とキャッシュ・フロー計算書の関係

2.財務諸表の種類
1)連結財務諸表と個別財務諸表

3.経営指標を見る際の留意点
1)自己資本比率の留意点
2)流動比率の留意点
3)営業利益率の留意点

4.財務諸表を相互に組み合わせた経営指標
1)総資産回転率
2)総資産利益率(ROA)
3)自己資本利益率(ROE)

5.回転期間分析
1)売上債権回転期間
2)棚卸資産回転期間
3)仕入債務回転期間

6.財務諸表の入手方法と特徴
1)上場企業のケース
2)非上場企業のケース

 

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決算書の読み方と使い方

2019年6月19日、SMBCコンサルティング様の主催で、

「決算書の読み方と使い方」というセミナーを

開催いたしました。

 

優秀なビジネスパーソンはほぼ例外なく、

数字で物事を判断する「会計思考力」を身につけ、

当然のように決算書を読み解き、ビジネスに活用しています。

このようなスキルは、実はほんのちょっとしたコツを覚えるだけで誰でも身につけることができるのです。

 

このセミナーでは、決算書を図に置き換えて分析する手法を学び、

実在する有名企業の決算書をケーススタディとした財務分析のワークを多数行いました。

多数の企業事例を紹介し、特定の会社のナマの決算書を使って、

その読み解き方を具体的にレクチャーさせていただきました。

 

最近、新聞や雑誌で頻繁に登場する「ROE」「ROA」などの経営指標も、

図解で分かりやすく解説させていただきました。

 

プログラム内容は以下の通り。

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1.企業会計の基礎知識
1)決算書とは?
2)決算書の必要性と重要性
3)決算書の役割
4)決算の仕組みと決算書のアウトライン

2.貸借対照表(B/S)
1)貸借対照表をボックス図に置き換えてみよう
2)貸借対照表の3つのカテゴリーの性質を理解する
3)危険な会社の見分け方
4)有名企業の貸借対照表を使った演習

3.損益計算書(P/L)
1)損益計算書を階段図に置き換えてみよう
2)5種類の利益の性質を理解する
3)稼ぐ力がある会社の見分け方
4)有名企業の損益計算書を使った演習

4.キャッシュ・フロー計算書(C/F)
1)C/Fをウォーターフォール図に置き換えてみよう
2)3種類のキャッシュフローの性質を理解する
3)キャッシュの増減だけで会社の状況を把握する方法
4)有名企業のキャッシュ・フロー計算書を使った演習

5.決算書の相互のつながり
1)B/SとP/Lの関係
2)B/SとC/Fの関係

6.決算書の種類
1)連結財務諸表と個別財務諸表

7.経営指標を見る際の留意点
1)自己資本比率の留意点
2)流動比率の留意点
3)営業利益率の留意点

8.財務諸表を相互に組み合わせた経営指標
1)総資産回転率
2)総資産利益率(ROA)
3)自己資本利益率(ROE)

9.回転期間分析
1)売上債権回転期間
2)棚卸資産回転期間
3)仕入債務回転期間

10.決算書の入手方法と特徴
1)上場企業のケース
2)非上場企業のケース

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「財務諸表」を読むスキルを一日でマスター!

2019年6月18日、金融財務研究会様主催で

「「財務諸表」を読むスキルを一日でマスター!」というテーマで、

一日セミナーを実施しました。

 

プログラム内容は以下の通り。

 

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1.イントロダクション
( 1 )「 会 計 思考力」が求められる社会的背景
(2) 会計スキルを身につけるメリット
(3) 効果的に会計スキルが身につく「黄金の2 ステップ」

2.財務諸表の基礎知識
( 1 )「 財 務 諸 表 」 を 読 め ば ビ ジ ネ ス が 見 え て く る
( 2 )「 財 務 諸 表 」 は 企 業 と 利 害 関 係 者 を 結 ぶコミュニケーショ ンツールである
(3)ここが基本!財務3表の基本構成

3.貸借対照表(B/S)
(1)貸借対照表を図で理解しよう
・3つに分けてスッキリ見やすく
・業種が違えば見方も違う
(2)実在企業の貸借対照表で分析してみよう【ワーク】

4.損益計算書(P/L)
(1)損益計算書を図で理解しよう
・5つの利益を押さえろ
・ P/L から見えるビジネスモデルの違い
(2)実在企業の損益計算書で分析してみよう【ワーク】

5.キャッシュ・フロー計算書(C/F)
(1)キャッシュ・フロー計算書を図で理解しよう
・3つの C/F とは?
・ C/F で会社の実態を浮き彫りにする
・フリー・キャッシュ・フローの算出方法と活用方法
(2)実在企業のキャッシュ・フロー計算書を使った分析【ワーク】

6.財務 3 表相互のつながり
(1) B/S と P/L をつなぐもの
(2) B/S と C/F をつなぐもの
(3)儲 かっている会社と損している会社の財務諸表を動的に捉える

7.キャッシュ ・フロー経営
(1)ビジネスの流れを把握する
「 取引フロー図」
(2)利益とキャッシュの違い
(3)ビジネススキームに潜む3つのリスク
(4)黒字倒産はこうして起こる
(5)資金繰りを改善する 3 つの方法

8.国際財務報告基準(IFRS)
(1) IFRS とは?
(2)最近の IFRS の動向と今後の流れ

 

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会社の数字や会計というものに対して
苦手意識を持ってる方はまだまだ多数いらっしゃるのが現実です。

会計に対する苦手意識の払拭に、
少しでもお役立ていただきたいと思って、
毎回このセミナーを開催しています。

 

年1~2回のペースで開催していますので、

まだ参加されてない方は、主催者のウェブサイトをチェックしてください。

開催セミナー一覧

 

 

「IR担当者のための経営指標活用実践講座」

2019年3月22日(金)、プロネクサス様の主催で、
「IR担当者のための経営指標活用実践講座」というテーマで、
登壇させていただきました。

この講座は「IR担当者のための財務諸表分析入門」の上位版として、
位置づけられるセミナーです。

入門のセミナーを受講された方のアンケートで
「財務会計のことをさらに学びたい!」
という参加者からの声が多数あり、
それにお応えする形で実現したセミナーです。

今回のテーマである「経営指標」は、世の中にたくさんあります。

その中でも、EBITDA、ROA、ROE、ROIC、FCF、CCCなどについてお伝えしました。

これらの経営指標の基本理解はもちろん、
改善方法や留意点、そして活用事例なども、
解説させていただきました。

「業績管理会計の基礎」プロネクサス様主催

2019年2月14日、プロネクサス様主催でセミナーを行いました。

テーマは、「業績管理会計」です。

 

その中でもCVP分析に力を入れてレクチャーさせていただきました。

 

CVP分析を教えるセミナーは巷に多々ありますが、

単に計算式だけを教えるだけのセミナーが多いようです。

 

損益分岐点売上高が計算できます。

安全余裕率が計算できます。

 

もちろん、計算できるに越したことはないですが、

それだけでは片手落ちです。

 

計算結果を受けて、

それをどのように経営に活かすのか、

が分からなければ片手落ちです。

 

ですので、今回のセミナーでは、

以下のようなことを重点的にレクチャーしました。

 

自社の安全余裕率は高いのか低いのか、

ビジネスの特徴として売上のボラティリティが高いのか低いのか、

それを踏まえて、コスト構造にどう手を加えるべきなのか、

新規事業を始めるなら、

今の自社の特徴からどのようなコスト構造のビジネスモデルを選ぶべきか、

などなど、

そんなことまでしっかり理解することで、

実践で活かせるCVP分析の知識となります。

 

優良企業はほぼ例外なく、

しっかりとした管理会計の仕組みが整っています。

 

その管理会計の一部である、

業績管理会計のエッセンスをご理解いただけたと思います。

 

 

「IR担当者のための財務諸表分析入門」プロネクサス様主催

2019年1月28日、プロネクサス様主催でセミナーを行いました。

 

テーマは「IR担当者のための財務諸表分析入門」

10時から17時までの正味6時間のセミナーでした。

 

前半は、財務3表の基本的な読み解き方や

経営分析指標の使い方・考え方をお伝えし、

後半では、財務3表と株価との関係をお伝えしました。

 

一方的なレクチャーだけでなく、

計算演習をしていただいたり、

頭を使って考える問題を解いていただいたり、

受講者の皆様にも主体的に様々なことに取り組んでいただきました。

 

IR担当者向けだったこともあり、

受講者は全員若い女性でした。

 

受講者全員が女性というのはもしかしたら初体験かも?!

 

昨今の女性の社会進出が目覚ましいですが、

特に、IR分野は女性比率は高いみたいですね。

 

決算書の読み方セミナー(埼玉県経営者協会様主催)

2019年1月16日(水)、一般社団法人埼玉県経営者協会様の主催で、

「決算書の読み方セミナー」というテーマで登壇させていただきました。

 

オリエンタルランドの決算書をケーススタディに使い、

再現性の高い決算書の読み方、分析の仕方をレクチャーさせていただきました。

 

決算書から読み取れる企業の意外な事実を浮き彫りにし、

4時間の講演でしたが、興味を持ってお聞きいただけたかと思います。

 

事務局の方からも、

・決算書が面白くなった

・気になる数社の決算書を分析する

というコメントをいただきました。

 

今回お伝えした会計スキルを持っていると、

日々のニュースや新聞記事を読む際も、

深掘りして考えるようになります。

 

そのため、

会計スキルを「持っている方」と「持っていない方」とでは、

日を追うごとに、どんどん差が開いていってしまいます。

 

今回は、インフルエンザの影響で、当日欠席された方が多かったようです。

皆さん、インフルエンザにはくれぐれもお気を付け下さいね。

「1日で理解する「管理会計」の基礎知識」プロネクサス様主催

2018年11月12日、プロネクサス様主催で「一日で理解する管理会計の基礎知識」というセミナーで登壇させていただきました。

 

管理会計は「儲けるための会計」です。

自社の業績を向上させるための手段として、

管理会計の知識が威力を発揮します。

 

損益分析点分析(CVP分析)、業績評価会計、業務的意思決定、戦略的意思決定など、

幅広く管理会計の知識をお伝えさせていただきました。

 

 

 

プロネクサス様主催「基礎から学ぶ「ROE」の構造、分析・活用方法」

2018年11月7日、プロネクサス様主催で「基礎から学ぶ「ROE」の構造、分析・活用方法」というセミナーを行いました。

4年ぐらい前から、毎年定例として登壇させていただいているこのセミナーですが、今回も多くの方にお集まりいただきました。

伊藤レポートが出されてから数年経って、ROEはある程度実務に定着してきたように思います。

しかし、ROEの計算式走っていても、その本質を理解している人はまだまだ少ないように感じます。

ということで今回、

なぜ今ROEなのか?
ROEの本質は何なのか?
ROEを活用した分析とは何か?
どうすればROEを向上させることができるのか?

といった内容を、3時間お話させていただきました。