研修・セミナー・講演の記録、会計にまつわるアレコレ、各種お知らせなどを綴ります。
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IR担当者のための経営指標活用実践講座
2020年1月15日、プロネクサス様の主催のセミナー
『IR担当者のための経営指標活用実践講座』で
登壇させていただきました。
企業は様々な経営指標を掲げ、
投資家はその経営指標をもとに企業の成長を期待し、
達成状況を評価します。
すなわち、経営指標は「企業と投資家とを結ぶ重要なツール」です。
したがって、IR担当者としては、自社が掲げている経営指標の意味を理解し、
分かりやすく説明することが求められます。
また、今後採用すべき経営指標として何が適切かも吟味する役割を担っています。
そんなIR担当者の方々のために、
ROE、ROIC、FCF、CCCなどの
主要な経営指標を図解で分かりやすくお伝えするとともに、
その活用方法や留意点などもあわせて解説させていただきました。
セミナープログラムは以下の通り。
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1.経営指標の重要性
2.経営指標の活用事例
3. 経営指標の解説
(1)主要な経営指標の変遷
(2)儲けの額を表す経営指標
(3)収益性を表す経営指標
(4)効率性を表す経営指標
(5)キャッシュを重視した経営指標
4. 経営指標活用の際の留意点
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新刊が完成しました!『経営や会計のことはよくわかりませんが、儲かっている会社を教えてください』
みなさん、こんにちは!
ついに私の4冊目の新刊が完成しました!
タイトルは、
『経営や会計のことはよくわかりませんが、儲かっている会社を教えてください』
で、ダイヤモンド社からの出版となります。
前著から約1年ぶりの新刊となります。
電通vs博報堂
ヤマト運輸vs佐川急便
アップルvsアマゾンetc.
誰もが知っている有名企業の決算書を対比させることで、
「仕事に効く会計知識」と「経営分析の基本」を一気に学ぶものです。
会計を会計だけで学ぶのではなく、
ビジネスとのつながりを意識する。
すると、見える世界が変わります。
実在する企業こそが、「生きた教科書」として抜群に役に立ちます。
無味乾燥な会計理論や財務の公式だけを覚えようと思っても、
右から左へ流れて行ってしまうもの。
そのため本書では、誰もが知っている有名企業の財務諸表を比較する形式をとりました。
会計は会計、ビジネスはビジネスと分けて考えるのではなく、
会計とビジネスのつながりを意識することが、
実務で役立つ会計知識となります。
そのため本書でも、単なる財務分析に終始するのではなく、
「業種の特殊性」や「ビジネスモデルに照らした場合の合理性」
など、よりビジネスの実態に即して分析しています。
「このビジネスモデルの効果が、財務諸表のこの数値に表れているんだな」
「財務諸表のこの数値が低いから、こういう経営戦略に舵を切ったのか」など、
ビジネスの実態をイメージしながら読み進めてください。
■本書の構成
序章 「財務3表の基本」と「12の儲け」
第1章 儲かっているのはどっち?~ 営業利益率~
ヤマト運輸 VS 佐川急便
第2章 売上が大きいのはどっち? ~売上~
電通vs博報堂
第3章 本業で儲かっているのはどっち?~ セグメント利益~
フジテレビvs日本テレビ
第4章 堅実なのはどっち? ~自己資本比率~
NTTドコモvsソフトバンク
第5章 在庫リスクが高いのはどっち? ~棚卸資産回転期間~
大和ハウスvs積水ハウス
第6章 M&Aに積極的なのはどっち?~ のれん~
アサヒvsキリン
第7章 総合力が高いのはどっち? ~当期純利益率~
JAL vs ANA
第8章 効率的なのはどっち?~ 総資産回転率~
吉野家 vs ペッパーフードサービス
第9章 株主にとって魅力的なのはどっち? ~ROE~
村田製作所 vs TDK
第10章 社員の貢献度が高いのはどっち?~ 1人当たり売上高~
キーエンス vs M&Aキャピタルパートナーズ
第11章 キャッシュを持っているのはどっち? ~フリー・キャッシュ・フロー~
アップル vs アマゾン
第12章 プロモーションがうまいのはどっち? ~売上高広告宣伝費比率~
メルカリ vs Sansan
巻末資料 財務諸表の入手方法と特徴
・財務諸表の3つの入手方法
・決算短信、有価証券報告書、決算書説明会資料の違い
2020年1月16日発売です。よろしくお願いします!
『経営や会計のことはよくわかりませんが、 儲かっている会社を教えてください!』(ダイヤモンド社)
軽減税率緊急対策講座@千葉
2020年1月14日、千葉商工会議所様の主催で、
『軽減税率緊急対策講座』に登壇させていただきました。
本セミナーでは、
・消費税制度の仕組み
・複数税率への対応
・請求書等保存方式の種類
・インボイス制度
・消費税申告・納付の留意事項
などについてお話しさせていただきました。
業績管理会計の基礎
2019年12月17日、プロネクサス様主催のセミナーで、
『業績管理会計の基礎』というテーマで登壇させていただきました。
業績管理会計は、管理会計の中でも業種を問わず用いられる考え方で、
メーカー以外の業種の方でも実務において非常に有用な知識となります。
具体的には、
利益計画の策定方法や、
CVP 分析の活用方法、
複数の事業部をどのように評価して意思決定に繋げるのか、
などを、
有名企業の事例を紹介しながら、
解説させていただきました。
セミナープログラムは以下の通り。
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Ⅰ. 業績管理会計の意義・目的
Ⅱ. 利益計画
(1) 利益管理のプロセス
(2) 予算管理の留意点
Ⅲ. CVP 分析
(1) 損益分岐点売上高
(2) 安全余裕率
(3) 事例で学ぶ CVP 分析
(4) CVP 分析を活かした予算管理方法
(5) 固定費をいかに管理すべきか
Ⅳ. 業績評価
(1) 業績評価と組織形態
(2) 事業部間取引
(3) 配賦方法の誤りが経営の失敗を招く
(4) 事例から考察する組織のあり方
(5) 事業部長の評価と事業部自体の評価
(6) 期間損益と投資評価
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知識ゼロから分かる 財務諸表の読み方(基礎編・実践編)
2019年12月16日、SMBCコンサルティング様主催のセミナーで、
登壇させていただきました。
テーマは「知識ゼロから分かる 財務諸表の読み方」
午前が「基礎編」
午後が「実践編」
という、2部構成のセミナーでした。
セミナープログラムは以下の通りです。
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「基礎編」
1.財務会計の基礎知識
1)財務諸表とは?
2)財務諸表の必要性と重要性
3)財務諸表の役割
4)財務諸表のアウトライン
2.貸借対照表(B/S)
1)貸借対照表をボックス図に置き換えてみよう
2)貸借対照表の3つのカテゴリーの性質を理解する
3)危険な会社の見分け方
4)有名企業の貸借対照表を使った演習
3.損益計算書(P/L)
1)損益計算書を階段図に置き換えてみよう
2)5種類の利益の性質を理解する
3)稼ぐ力がある会社の見分け方
4)有名企業の損益計算書を使った演習
4.キャッシュ・フロー計算書(C/F)
1)キャッシュ・フロー計算書をウォーターフォール図に置き換えてみよう
2)3種類のキャッシュフローの性質を理解する
3)キャッシュの増減だけで会社の状況を把握する方法
4)有名企業のキャッシュ・フロー計算書を使った演習
「実践編」
1.財務諸表の相互のつながり
1)貸借対照表と損益計算書の関係
2)貸借対照表とキャッシュ・フロー計算書の関係
2.財務諸表の種類
1)連結財務諸表と個別財務諸表
3.経営指標を見る際の留意点
1)自己資本比率の留意点
2)流動比率の留意点
3)営業利益率の留意点
4.財務諸表を相互に組み合わせた経営指標
1)総資産回転率
2)総資産利益率(ROA)
3)自己資本利益率(ROE)
5.回転期間分析
1)売上債権回転期間
2)棚卸資産回転期間
3)仕入債務回転期間
6.財務諸表の入手方法と特徴
1)上場企業のケース
2)非上場企業のケース
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