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公認会計士・川口宏之のブログです。

研修・セミナー・講演の記録、会計にまつわるアレコレ、各種お知らせなどを綴ります。

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新刊発売記念イベント

 

出版記念セミナー

こんにちは。公認会計士の川口宏之です。

 

6月23日に、私の新刊が発売となりました!
これで私自身の単著としては6冊目の出版となります!

 

タイトルは『【決定版】決算書を読む技術』です。

 

この本は、2013年に出版された『決算書を読む技術』の改訂版となります。
『決算書を読む技術』は増刷回数がなんと12回にも上るヒット作で、人気と実力は間違いありません。

 

ただし、いかんせん8年前の本なので、企業事例が古く、その間、会計基準も改正されているので、時代にそぐわない箇所があるのが欠点でした。

 

そのため、この度、掲載する企業事例を新しいものに差し替え、内容も最新のものにアップデートして、改訂版を出版する運びとなりました。

 

またさらに、2014年に出版された『決算書を使う技術』の内容も盛り込みましたので、1冊で2冊分の価値がある、非常にお得感がある書籍となっています。

 

ただいま、Amazonで絶賛発売中です!
https://www.amazon.co.jp/dp/4761275553/

 

 

 

出版記念イベントの詳細は以下の通りです。

 

【開催日程】
2021年7月8日(木)19時半から1時間程度 (※後日、アーカイブ視聴できます)

 

【定員】
100名(定員に達し次第、締め切らせていただきます)

 

【参加条件】
『【決定版】決算書を読む技術』(2021年6月23日発売)をご購入いただいた方


【セミナー内容】
・図を使って難解な決算書を読み解く、著者オリジナルのメソッドを解説
・本書の内容をより理解するためのコツを紹介

 

書籍のメソッドを使って注目企業の決算書を解説・紐解いていきます。
どの企業を分析するかは当日のお楽しみ!

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

公認会計士・川口宏之

 

 

会員限定LIVE配信を無料開放します!

10周年記念LIVE配信

川口宏之オンラインサロンにて、毎月1回、会員限定のLIVE配信を行っています。
 
次回は記念すべき第10回目なので、誰でも無料参加できるようにします!
 
10周年記念LIVE配信
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開催時刻:2021年5月28日 08:00 PM 大阪、札幌、東京
下記のリンクをクリックしてウェビナーに参加してください:
———————————————————————–
 
配信は「ZOOMウェビナー」方式です。
 
ZOOMウェビナーは、
・参加者同士の顔が見えない
・主催者からも顔が見られない
・自分が参加していることを他の参加者には知られない
という特徴があります。
 
お酒を飲みながらでも結構です。
部屋着のままでも結構です。
お風呂上がりのスッピン状態でも問題ありません。
どうぞ、リラックスしてご参加ください。
もちろん、途中退出も途中参加もOKです。
 
<当日の配信内容>
いつもは、
・有名企業の直近の財務諸表分析
・最新の会計基準やトピックの解説
・川口宏之の近況報告
などを行っておりますが、
 
今回は記念すべき第10回目なので、
「川口宏之の公開コンサルティング・カウンセリング会」
にしたいと思います。
 
・会計や決算書に関する質問や疑問
・仕事(ビジネス)に関する悩み
・就職、転職、起業、キャリア形成に関する相談
・個別銘柄(上場企業)の財務分析について
・川口宏之に対するプライベートな質問(?)
などなど・・・
 
初歩的なものからテクニカルなものまで、
軽いものから重たいものまで、
時間が許す限り、なんでもお答えしたいと思っております。
 
事前の質問・相談​は、以下のフォームにどうぞ。
(当日のZOOMウェビナーでチャットやQ&Aに直接投げかけていただいてもOKです)
 
 
※参加者には、素敵なプレゼントを差し上げます。
 
 
お時間合えばどうぞご参加ください!
2021-05-21 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : kawaguchihiroyuki

電通、社員を個人事業主化のニュースについて

こんにちは。公認会計士の川口宏之です。


久々のブログ更新です。


本日は、電通のニュースについて、私なりの見解と未来予想図をお話ししたいと思います。


11月11日に、日経新聞でこんな記事が掲載され、話題になりました。


電通、社員230人を個人事業主に 新規事業創出ねらう
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66103760R11C20A1916M00/


さらに、11月26日号のデイリー新潮に、その後の反応についての記事が載りました。


電通の“社員の個人事業主化”に応募殺到 社員の反応は?
https://www.dailyshincho.jp/article/2020/11290556/


これに対し、

「体のいいリストラだ!」

「従業員を酷使するつもりだ!」

と憤慨している方が多数いるようです。

 


もちろん、正社員から業務委託契約に切り替われば、

労基法の範疇から外れるので、

労働時間や休日に関して制限はなくなります。

 


「強制的に社員を酷使し、使えなくなったら首を切る」

 


そんな状況を思い浮かべているのかもしれません。

 

もちろん、そのようなマイナスの側面もありますが、

プラスの側面も大いに存在します。


ここではあえて、プラスの側面について述べたいと思います。

 


実は私も、

前職のコンサルティング会社を退職するとき、

今回の電通のような形式をとりました。

正社員から業務委託契約への切り替えです。

 

正社員時代に担当していた案件の一部を、

業務委託として引き受けています。

この仕事は今も続いています。


同じ担当者の方がクライアントも前職の会社も安心するし、

私としても独立直後の不安定な時期に、安定収入が確保できるので、

いわば、三方良しです。

 


私と同じように、

会社を辞めた後も、

前職と業務委託契約を結んで仕事を継続している人は、

私の業界では意外に多いんです。

 


もちろん、業務委託契約なので、

突然、契約を切られる恐れがあります。

 


でも、それは逆もしかりです。

 

業務内容と報酬が見合ってなければ、

こちらから契約を切ることもできます。

嫌な仕事は基本的にお断りします。

 


お互いが高いプロ意識と緊張感をもって、

業務を遂行することが求められます。

だから、仕事のクオリティとスピードは高い状態を常にキープしなければなりません。


極論を言えば、

これが従業員だったら、多少、手を抜いても許されてしまいます。

日本の従業員は労働基準法でガチガチに守られているので、

そう簡単に減給や解雇ができないからです。


昇給とか昇進はできないかもしれませんが、

就業規則さえ守っていれば、一定のお給料は必ずもらえます。

 


全部が全部とは言いませんが、

多くの会社が今回の電通のような施策を行ったら、

日本企業の生産性は劇的に上がるんじゃないかと思っています。

 


アメリカでは従業員を簡単にレイオフすることができます。

だから従業員は会社から首を切られないように、

常に高いパフォーマンスを発揮します。

そのための自己研鑽も怠りません。

 


でも、日本企業の場合、簡単に首を切れません。

優秀じゃない従業員も雇用し続けなければなりません。

固定費を下げることが困難な環境下で、

外資系企業と戦わなければならないのです。

 

これが大きな足かせになっている会社は非常に多いです。

そもそも会社と労働者の関係って、上下の関係である必要はないですよね。

労働者は会社に労働力を提供し、会社はその対価をして金銭を支払う。


お金とサービスの等価交換です。


なぜか、

「お金を払う方が偉い」という風潮がありますよね。

 

もともとは物々交換だったものが、

金銭を媒介するようになっただけで、

どちらが偉いとかの話ではありません。


しかし、労働者は法律で守られている分、
会社の言いなりにならなければならない、

という、変な関係になっている気がしています。


その点、会社と個人事業主との業務委託契約であれば、

個人事業主は別に労働基準法で守られてないので、

会社の言いなりになる必要はありません。

 

業務と報酬の、あるべき等価交換が生まれると思います。

 


契約内容に従って業務を履行するという関係で、

報酬があまりにも低ければ、個人事業主は契約を断り、

業務量が膨大になれば追加の報酬を請求する。

 


多くの方が想像するように、

電通が元従業員である個人事業主に対し、

あまりにも無茶な要求を押し付け続けていたら、

優秀な個人事業主は電通から離れていきます。

そうなってしまっては電通も仕事が回らなくなるため、

個人事業主が納得してくれる報酬で業務を依頼するでしょう。

 


個人事業主になれば、

電通以外の仕事も自由にでき、

仕事ができる人からすれば、

会社員の枠に縛られずに様々な仕事ができます。

会社命令で嫌な仕事を押し付けられそうになっても、

個人事業主であれば断ってしまえばいいのです。


もちろん、

電通からしか仕事を受けてない個人事業主だったら、

食い扶持がなくなってしまうので、

あらかじめ電通依存度を下げておかなければなりません。


今回の電通の件は、

希望者のみ業務委託契約に切り替えるということなので、

おそらく、自分で仕事を取れる優秀な社員は個人事業主になることでしょう。


実際、対象者2,800人のうち、230人が応募したようです。


全体の10%弱。


応募したのは、おそらく、

トップ10%に入る優秀な社員の方たちだと思われます。


今回の電通の施策が他の会社にも広まれば、

優秀なビジネスパーソンはどんどん独立し、

優秀じゃないビジネスパーソンは会社にしがみつく。


会社としては、優秀な個人事業主に仕事を依頼したいので、
高い報酬と面白い仕事を優先的に割り当て、

大して面白くもない単調な仕事を正社員に割り当てる。


近い将来、そんな世の中になっているかもしれません。


そのとき、あなたは、どっち側にいますか?

 

 

川口宏之オンラインサロンはじめました

 

みなさん、こんにちは。

公認会計士の川口宏之です。

 

このたび、オンラインサロンを開設することにしました!

 

その名も「川口宏之オンラインサロン」(そのまんまですね)

 

実を言うと、8月ぐらいから試験的にスタートさせてしまっているのですが。。。

満を持してこのブログでもご案内します。

 

会員特典は、以下の通り。

会計リテラシー向上に役立つコンテンツが盛りだくさんです。

  • ①企業分析のアウトプット&フィードバック
  • ②企業分析レポート読み放題
  • ③LIVE配信無料視聴
  • ④動画コンテンツ95%OFFクーポン
  • ⑤未公開動画見放題・未公開音源聞き放題
  • ⑥ビジネス書企画参加
  • ⑦その他(会員同士の交流など)



いまなら早割キャンペーンで月会費が破格の安さになっておりますので、どうぞお早めにご入会下さい。

 

「川口宏之オンラインサロン」

https://kawaguchihiroyuki.teachable.com/p/salon




2020-10-31 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : kawaguchihiroyuki

動画セミナーのラインナップが増えました

こんにちは。公認会計士の川口宏之です。

 

約1ヵ月前からスタートしたUdemyでの動画セミナーですが、

おかげさまで、延べ500人もの方々に受講いただきました。

 

新型コロナの影響で集合研修・セミナーができない今、

皆さんの「学びの機会」を保障するため、

これからも動画セミナーに力を入れていきたいと思っています。

 

これまで、以下2本の動画をリリースしています。

 

【初心者向け】いちばんわかりやすい決算書の読み方講座

(3月23日リリース 受講者数:403人 評価:4.52 ベストセラー)

 

【図解でスッキリ!】いちばんわかりやすい財務分析指標マスター講座

(4月11日リリース 受講者数:92人 評価:4.65  ベストセラー)

 

※「ベストセラー」バッジは、類似するコースの中で最も購入されているコースであることを示します(Udemy公式サイトより引用)

 

 

そして昨日、3本目のコースをリリースしました!

 

いちばんわかりやすいキャッシュフロー経営マスター講座

(公開からわずか1日で、すでに13人の方が受講しています!)

 

 

GWに入りましたが、

新型コロナの影響で、旅行や帰省もできないですよね。

どこにも行けないなら、このGWを「新しい学び」に充てたいという方も多いかと思います。

 

ぜひ、このGWの時期をスキルアップの時間に充て、

コロナ禍でもコロナ後でも、必要とされるビジネスパーソンになりましょう!

 

 

 

2020-05-02 | カテゴリー : お知らせ | 投稿者 : kawaguchihiroyuki